市民のみなさまへ

●BCGの個別接種について


調布市では平成24年4月1日より、BCGが集団から個別接種へ移行します。
今までBCGと同時に行われていた3〜4か月健診は従来通りです。
BCG実施医療機関はこちらをご覧ください。
対象となる赤ちゃんは平成23年12月1日以降に生まれた方です。

 

接種は生後3か月以降が標準です。生後6か月までに接種してください。
その場合全額公費負担です(保護者の方の費用負担なし)
入院・手術等などの医学的理由で6ヶ月までに接種を受けることが出来なかった方は、
1歳になるまで法定外で接種可能です。事前に市役所健康推進課で手続が必要となりますので、
詳細は健康推進課へお問い合わせ下さい。(TEL:042-441-6100)

接種部位は上腕外側ほぼ中央になります。
接種後は直射日光を避け自然乾燥で完璧に乾くまで待合室でお待ち頂きますが、
その際接種部位に髪がかかってしまうことがありますので、保護者の肩はあらかじめ髪を束ねてお越し下さい。帰宅時も直射日光を避けなくてはいけないので、暑い時期でも赤ちゃんの長袖の上着等をご準備下さい。
また、入浴時は接種部位をこすらないようにご注意下さい。

なお、湿疹やアトピーでステロイド軟膏を使用している赤ちゃんは、
前日からBCG接種部位(左上腕、または湿疹がひどい場合には右上腕に接種しますので右腕)に
軟膏を塗らないで下さい。

接種した部位は、接種後10日~2週間頃からポツポツが現れ、徐々に強くなり、
1ヶ月~2ヶ月で最高潮に達し、3ヶ月~4ヶ月で瘢痕を残して治ります。
もしも接種後数日内に強い反応が出た場合には、医療機関へご相談ください。

BCGが個別接種になることでこの時期に重なる三種混合、ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチン・ロタウイルスワクチンなどとの同時接種が可能となります。
同時接種を行っているかどうかは各医療機関にお問い合わせください。

BCGは結核の発病機会を大幅に減らすことができその効果は10年以上持続します。
特に乳幼児における結核性髄膜炎や粟粒結核の予防にきわめて有効です。