●おたふくかぜワクチン半額助成が始まります
●おたふくかぜワクチン法定外接種
平成30年10月1日より1歳のお子様のおたふくかぜワクチン接種料金の半額が公費から補助されます。接種を受ける方は医療機関の窓口で3000円の支払いになります。
おたふくかぜはムンプスウィルスによる全身感染症で飛沫感染後、2-3週間の潜伏期間をおいて各臓器に病変を起こします。発熱、耳下腺、顎下腺の腫脹の他に髄膜炎を1-10%程度に合併する他、脳炎、膵炎、難聴、精巣炎(男性)、卵巣炎(女性)の合併例もあります。中でも難聴は高度難聴になりやすく、頻度も0.5%程度あり、予防のためにワクチン接種が推奨されています。
ワクチンの効果は1回接種で80%程度ありますが、2回目の接種が推奨され、麻疹・風疹ワクチンの2回目の接種と同時期に行います。
ワクチンの副反応は無菌性髄膜炎の出現が1600人から2300人に1人、耳下腺の軽度腫脹が約1%程度です。